北アリゾナにユニークな動物園
Bearizona

北アリゾナのフラッグスタッフから車で西に30分走ると、小さな町が見えて来る。そこがウイリアムスだ。この町は、グランドキャニオンの玄関口とも言われている。ここから1時間北に行けば、そこは、世界七不思議の大自然美、グランドキャニオン国立公園サウスリムに到着する。
従って、ウイリアムスには、アメリカ国内はもとより、世界各地から観光客がひっきりなしに訪れている。
そのウイリアムスに、ユニークな動物園ができた。5年前の5月にオープンしたベアリゾナ・ワイルドライフ・パーク(Bearizona Wildlife Park)だ。ここでは、160エーカー(約20万坪)の広大な敷地に、森林など自然をそのまま残しながら、野生動物を飼育している。
今月は、この動物園をゆっくり歩いてみることにしよう。

ベアリゾナ

 

ベア(クマ)とアリゾナが一緒になったのが、この動物園の名前だ。まさに名前のごとく、クマの写真がトレードマークとして使われている。ベアリゾナの創始者は、シャーン・ケイシー氏。彼は、もともとサウスダコタ州で観光業界の経験を積んでいて、自然とワイルドライフを普通の動物園とは全く違ったコンセプトで観光業に取り入れてきた。
こうしたバックグランドを持った彼は、北アリゾナで新しいワイルドライフの動物園を開設することにした。2009年8月に彼は、160 エーカーの敷地をフラッグスタッフの西にあるウイリアムスの地で購入した。そして、2ヶ月後に工事をスタートさせ、2010年5月にオープニンングの運びとなった。

 

www.bearizona.com

1500 E. Route 66, Williams, AZ

928-635-2289

見所

興味深いのは、自分の車をゆっくり運転して、車窓からクマやオオカミなどを見て移動できるコースだ。シカなどが道路脇で座っていたりして、まるで自然の森林を入っているような感触を与える。また、同じコースをバスに乗っていくツアーもあり、バスの運転手から細かい説明を受けることもできる。このバス・ツアーは家族連れの訪問客に人気があり、ガラスを全て取り除いた客席窓の空間から、野生動物達が視界に飛び込んでくる。
また、ハイカントリー・ラプターズという鳥のショーも人気を集めている。これは、園内にあるステージで飼いならされた鷹、フクロウ、ファルコンなどの鳥が登場し、実際に観客の頭上を飛んでみせる。ステージに立つ飼育係りの従業員からそれぞれの鳥の特徴が説明される。
また、園内には、実際に歩きながら、キツネ、野ブタなど野生動物をかなり近距離で見ることができるようになっている。

ハイカントリー・ラプターズ:毎日午前11時、午後1時、午後3時
バスツアー:毎日午前10時、正午、午後2時、午後4時

入場料:大人$20、子供(4才から12才)$10、シニア(62才以上)$18