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| Dr. 尾花 真希 アリゾナ州.カリフォルニア州公認サイコロジスト 全米アジアンアメリカン心理協会女性支部役員 アリゾナ心理学協会 学会役員 ウェブサイト |
2010年10月号
オアシス読者の皆様、こんにちは。心のケアの専門家、Dr.オバナです。今回からみなさんとしばらくご一緒させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
まず、第一回目として、今回は私のことについて書いてみたいと思います。
99年に渡米してきましたが、その前は、某会社の社長秘書をしていました。よく、「なんで、ぜんぜん畑違いの心理の世界に入ったの?」と聞かれます。その当時、秘書課では、ストレスによる極度な不眠、生理不順などで、「ドクターストップ」がかかる後輩が後を絶たなく、「このままでは、将来子供が生めない体になるそうなので、退職しようか迷っている。」と相談を何度も受けてきました。仕事を続けながらストレスと向き合っていける方法はないのだろうか?と考え、この世界に入りました。
今では、日本でもカウンセラーがたくさんいますが、その当時は、カウンセリングは珍しいもので、専門の勉強をする所がほとんどありませんでした。そこで、アメリカの大学院に来たのが、アメリカとの付き合いの最初でした。
修士はミズーリ大学で取得しました。そここは小さな学生街で、町の繁華街は1ブロック、夜7時には街が寝静まってしまう、東京とは全く違う街に、カルチャーショックが大きかったのを今でも覚えています。また、99%白人の街で東洋人の私はかなり目立つ存在でした。よくものめずらしさにじろじろ見られ、「芸能人はこんな気持ちなのかなー」なんて思っていました。ミズーリでは主に、キャリアカウンセリングをしていました。キャリアカウンセリングというのは、1)将来どの道に進んでいいか迷っている人に性格診断や、進路診断テストなどをして、自分の適切な分野の仕事の方面を見つけ出す手助けをする、2)突然解雇されて、ショックを受けている人の心のケアをすると同時に、一緒に再就職を考えていく、3)行きたい分野が決まったら、履歴書を添削、面接の練習、など実務的なことの手助けをすることです。
その後、ドクター(博士号)をテネシー州メンフィスのメンフィス大学で取得しました。ミズーリとは違って、さすが南部のブルースの街、黒人が大部分を占めるこの街でした。ここでも、東洋人の私はかなり目立つ存在でしたが、このころは、人に「見られる」ことにも慣れていました。
「慣れる」というはいろいろな意味で大きな力になるものなんでしょうね。
ここでは多くの黒人を見てきました。主に、発達障害の子供のテスト、自閉症、注意散漫な子供のカウンセリング、アルコールや薬物依存症のカウンセリング、ベトナム戦争帰還兵のトラウマのカウンセリング、低所得者対象の生活保護を受けるための心理テスト、幼児の虐待のトラウマや大学生のカウンセリングをしてきました。
その後、カリフォルニア州、サンフランシスコエリアに移り、アメリカにわたって10年、はじめて目立つ存在ではなくなりました。
そこでは、日本人、アメリカで生まれた日系アメリカ人やその他の東洋人、ヒスパニック系アメリカ人など、多くの移民者を見てきました。主にはカルチャーショック、異文化の生活のストレス、アメリカで育った子供と日本から来た両親との価値観の違いからくるストレス、行き違いなどのカウンセリングをしてきました。また、国際結婚による夫婦やカップルの価値観に違いやすれ違い、日本人同士の夫婦間、恋愛の悩みなどの結婚、カップルカウンセリングもしてきました。
ここアリゾナでは、ASUのカウンセリングセンターで大学生のカウンセリングをする傍ら、夕方や週末に一般の人のカウンセリングも始めました。ご相談のある方は、記載された連絡先まで、日本語でお気軽にお問い合わせください。
以上、簡単ですが私のバックグランドを紹介しました。なんとなく「こんな人なんだ。」とおわかり頂けたらうれしいです。
さて、来月号からの記載で、このような内容・トピックを扱って欲しいなど、皆様からのご要望をemailもしくはお手紙にてお待ちしています。その際、「オアシスの記事の要望」と題名に記載の上、obana@internationalcps.com かhttp://www.acejapan.net/kansou.html
もしくは
Maki Obana, Ph.D.
1730 East Warner Road Suite 10-340
Tempe, AZ 85284
までお願いします。たくさんのご要望をお待ちしています。
