知っておきたい、人類史上最速のワクチン

 みなさん、お元気でお過ごしでしょうか?先月は、新型コロナウイルスワクチンをテーマに取り上げました。タイムリーな話題だったこともあり、みなさんからの反響もあり、月に一度のZoomを使ったKokopelli勉強会にも、多くの方がご参加くださいました。一般向けとは別に、日本の薬剤師仲間との勉強会も行い、私からは、FDAの報告書から読み取るワクチン情報とアメリカで先行するワクチン接種情報についてシェアさせていただきました。日本もスムーズなワクチン接種に向け、急ピッチで体制を整えようとしているところのようです。ただ、現場での混乱は、おそらく想像以上かと思います。置かれた場所は違いますが、世界での動きや情報をさまざまな立場からシェア&アップデートするのは、とても大切だと改めて感じました。

 

ワクチン打ったら、マスクなしでOK? 

ワクチンについて、少し補足させていただきます。ワクチンとは、ウイルスに感染しても、できるだけ発症を予防し、重症化を防ぐというのが大きな目的の一つです。今回のワクチンは、95%の予防効果があるとされていますが、無症状での感染をどれくらい防ぐかというのはまだ現在進行形で研究が行われています。現在の報告書からは、ワクチンを接種しても無症状で感染しており、自分が人に感染させる可能性がゼロとは言えません。また、新型コロナウイルスについては、多臓器での炎症や、軽症患者の急変、変異種の報告など、まだ分かっていないことが多くあります。ワクチンを接種したからといって、今までのSocial Distancingを急に緩めることは、残念ながら望ましくないのが現状です。世界保健機関(WHO)も先日、「ワクチン接種や免疫獲得の証明を海外渡航の条件にはしないように」という勧告を出しました。これからもわかるように、まだワクチンの効果を評価するにはまだ早急で、もう少しワクチン接種が世界的に進んでからの結果を見る必要があると思われます。同時に、長期的な安全性についても注視する必要があります。

健康は一日にしてならず

 このコラムでは、この世の病気は新型コロナだけではない!ということを常々お伝えしてきました。今はコロナ禍でふさぎがちになり、心のバランスを崩している方も多いと思います。健康とは、心と体の健康をいいます。先の見えない不安は、ストレスにもなりますし、ストレスが増えたら、眠れなくなって、ホルモンバランスを崩し、さまざまな病気を引き起こす原因になり得ます。コロナ禍において、気楽に病院を受診できず、見過ごされている大きな病が隠れている可能性もあります。今これさえしておけばいいという健康法は、残念ながらありません。毎日の十分な睡眠、バランスのとれた食事、適度な運動、ストレス発散、という、ごく当たり前の日々の積み重ねが大切になっていきます。このコロナ禍では、そういった当たり前の日々を過ごす大切さ、感謝の気持ちがより強くなっています。


コロナ禍で始めたこと!

 コロナ禍で私が始めたことに、ズンバと筋トレがあります。去年8月号のコラムで書かせていただきましたが、ファスティングと運動を一緒に行った一ヶ月。心にも体にもとてもいい変化がありました。今回は、Zoomでズンバ+筋トレの指導を行ってくれている、友人でもあるAsuka先生と対談形式で、健康にかかせない運動についてお話をすすめたいと思います。

 

高い感染予防効果

 FDAの報告資料では、ファイザーのワクチンで95%、モデルナで94.1%の感染予防効果があったとされています。通常、ワクチンの承認においては、およそ50%以上の予防効果が必要とされていますので、この数字は驚きの高さです。ちなみに、インフルエンザワクチンの感染予防効果率は、50%といわれています。


やる気スイッチをいれる運動習慣

 Keiko「運動は大事と分かってはいても、続かない、、、けっこうそういう人多いと思うんだけど。」 Asuka「お風呂と同じで、入るまでは面倒くさいな~と思っても、入ってしまうと、気持ちよくて、ずっと入ってしまうような。」 Keiko「たしかに。運動するといつの間にか気持ちよくなって、終わった頃には爽快な汗と心地よい倦怠感と達成感につながったり。」 Asuka「毎日すること。たとえば、歯磨きするときにスクワットをする。寝る前にストレッチをする。とか、毎日することの間に何かをすると決めるといいよ。」 Keiko「ながら運動!!」


楽しく無理なく続ける

 Keiko「どのくらい運動したらいいのかな?」 Asuka「人それぞれの目的によっても変わってくるよね。ダイエット目的、筋力アップ目的。運動量も食べ物も。」 Keiko「続かないと意味ないしね。」 Asuka「うん、目標を上げずに楽しいと思えることを無理なく続けることが大事。好きな曲で踊るとか。」 Keiko「私は今なら、BTSのDynamiteやマイケルジャクソンかな~好きな音楽を聴くと踊りたくなる気持ちはわかる。楽しいし、一石二鳥!でも、踊りが苦手な人もいるのでは?」 Asuka「踊れなくても大丈夫。そういう人は、スクワットを10回するとか、何か自分にできることを決めてするといいよね。」 Keiko「アリゾナのこの季節は、ハイキングとかもおすすめだね!」

ワクチン投与検討の必要な方

過去にワクチンの原材料によって深刻なアレルギーを起こした人は、ワクチン投与ができない(禁忌)とされています。そのほかの薬や、ワクチン、食べ物などで深刻なアレルギー反応を起こしたことがある方は、医師との相談の上、投与を選択できるようになりました。(12月19日現在)
ファイザーの4万4千人以上、モデルナの3万人が参加した試験は、妊婦や子供は含まれていません。妊婦や授乳婦は、ワクチン投与ができないわけではなく、リスクとベネフィットを主治医と相談の上、ワクチン接種を選択できることが決まりました。子供に関しては、12~15歳(ファイザー)、12~17歳(モデルナ)の臨床試験が継続中です。一度新型コロナウイルスに感染した方の接種の有無や、ワクチンの効果発現期間については、今後の専門家の知見や研究結果が待たれます。

小さな達成感=自己肯定感

Keiko「ズンバって、激しく踊るイメージだったけど、いろんなパターンがあって、好きな曲がかかると嬉しい。そんな楽しみ方も好き。」 Asuka「ズンバも、最初は踊るのが苦手、と思っている人も、なんとなく見様見真似で踊っている内に、少しずつ踊れるようになっていく。そんな自分の成長に気づいていく過程がまたよかったりする。大人になって、なかなか自己成長を感じるのって、難しかったりするよね。」 Keiko「そうだね。ちょっとずつだけど、過去の自分との変化が自己肯定感に繋がるね。筋肉は裏切らない!コロナ禍では、うつ症状なども増えていると聞くよね。」 Asuka「ふさぎがちな今、体を動かすことで、セロトニンとかテストステロンが出て、元気になってやる気がでるから、本当に運動はいいんだよね~」 Keiko「セロトニンといえば、幸せホルモン。運動して、幸せホルモンも出して、痩せられたらそれはいいこと尽くし!って、わかってはいるけど続かない~(笑)」 Asuka「だからこそ、一人じゃなくみんなで励まし合うと続いたりするよね?」 Keiko「本当に。8月に、アロマも使いつつ、健康のこととかシェアしながら食べ物や体、運動などに向き合った“自分で自分を癒し満たす28日間”は、かなり充実してたな。みんな、こんなに楽しいダイエットは初めて!と感想くれて、うれしかった。」 Asuka「そうだね。みんな、がんばったよね。けいこちゃん、お腹に力いれるの忘れてたって言ってたもんね!」 Keiko「本当に!!あっ!!今も忘れてる(笑)、、、腹筋ってここにあるんだ~って、運転しながら力いれたり、帯をぐるぐる巻いたりしてた。(過去形)」

無意識的に運動不足になりがち

Asuka「今は在宅勤務が増えて、自粛生活で、パソコンに向かう時間が増えているから、無意識的に運動不足になっていると思う。」 Keiko「パソコン、iPad、スマホ、ゲーム、、、子供もだね。」 Asuka「情報過多になってるからね。宇宙人みたいにあたまでっかちに。」 Keiko「そんな時ある!体を動かすと筋肉も頭もほぐれる。」 Asuka「運動することで、やる気スイッチが入ったり、やる気スイッチを入れるために、とにかく体を動かすとか。運動すると、交感神経が優位になるからね。」 Keiko「交感神経と副交感神経のバランスの乱れが心の乱れにつながるしね。」 Asuka「寝る直前は運動しすぎると、交感神経優位になりすぎて、目が冴えてよくない。運動して、しばらくたって、副交感神経がバランスとろうと働きだすころに寝るとよい。」 Keiko「本当に。いいと分かっていても続けられないことも多いけど、週1回、2回でも、今も続けられていることは、本当にあすかちゃんに感謝だよ。」

健康は一日してならず

 Keiko「このコロナ禍で結局大事なのは、日々の生活で免疫力をいかに高めておくか?そのためには、食事、運動、睡眠。本当に基本的なことだな、、、と思う。生活習慣病という言葉があるように、生活習慣の見直しって大事だね。」 Asuka「そうだね。基本だね。一人では続けることが難しいからこそ、みんなが細く長く運動を続けてくれたらうれしい。“人の役に立ちたいな”という気持ちがずっとあったけど、今みんなの成長を通して、少しでも役に立てているのかな、と感じられてうれしい。自分のダンスを見て元気になった!という言葉もうれしいしね。」 Keiko「うんうん、本当に感謝です。」 Asuka先生のズンバと筋トレ、時にかなりスパルタですけど(笑)、いい汗流します。最近、ちょっと心と体が動いてないな、という方いらっしゃったら、一緒に体を動かしませんか??次回のKokopelli勉強会は、情報のアップデートはそこそこに、たまには、楽しくみんなで心と体を動かす時間にしたいと思います!!一緒に体動かしたいな~と思った方、ぜひご参加くださいね。ズンバ+筋トレで汗流した後の、ヨガのようなストレッチがとても気持ち良くて大好きです!!


尾中景子

福岡県出身。2002年、熊本大学薬学部卒業。九州大学病院に約7年間勤務。主に医療チームの一員として入院患者への服薬指導、学会への論文発表、学生の指導などを主な仕事とする。2009年、結婚を機にアリゾナに移住。2016年、自分の好きなことを始めよう、と元々興味のあったアロマセラピーの世界へ。ハワイ・カイルアの米国NAHA協会認定校 Ohana Healing Instituteにて、オンラインや現地での勉強を重ね、クリニカルアロマセラピスト・ハワイアンヒーリングハーブの資格を取得。現在、日本語で米認定アロマセラピーの資格が取れるスクールKokopelli Healing Arizona主宰。他に、にほんごであそぼ&つくろin Arizona~日本をつなぐ~主宰。
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